という悩みを解決します。
女性の性行為・性欲のピークは60代から
※女医の富永喜代さんの話も参考に説明します。
60代で性欲がピークになることには、いくつかの理由があります。
- 身体的理由
- 心理的理由
- 環境的理由
といった、大きく分けて３つの理由で説明ができます。
60代が性行為のピークの理由
60代で性欲がピークになる理由を整理すると以下の５つです。
- 妊娠の心配がなくなる
- パートナーとの時間が増える
- ホルモンの変化
- 心と体の変化
- 脳の働きと感情
ここで説明していきます。
1. 妊娠の心配がなくなる
閉経を迎えると妊娠する可能性がなくなり、性生活をもっと楽しめるようになります。
2. パートナーとの時間が増える
子どもが独立すると、パートナーとの関係を深める時間が増えます。
3. ホルモンの変化
女性ホルモンは減少するものの、男性ホルモン（テストステロン）の影響が相対的に強くなり、性衝動が強くなることがあります。
4. 心と体の変化
心と体の変化、生活環境の変化が性欲に影響を与えることがあります。
5. 脳の働きと感情
ホルモンだけでなく、脳の働きや個人の感情も性欲に影響を与えます。
好きな芸能人や趣味によるトキメキも性欲を高める要因です。
60代が性行為と恋愛に関心を持つようになった
60代になっても、性行為と恋愛への関心は高まることがあります。
- 人生の豊かな経験と自己理解が深まる
- 心のつながりを求める気持ちが強くなる
- 性生活に新たな価値を見出す
このような考え方になります。
それと同時に、
- 妊娠の心配がなくなる
- 自分自身やパートナーとの時間をより大切にできる
となり、生活に喜びをもたらします。
性行為をする期間は寿命とともに長くなった
現代では、人々の寿命が延びるとともに、性行為を楽しむ期間も長くなりました。
- 健康意識の高まり
- 医療技術の進歩
これらにより、60代、70代でも性行為を続ける人が増えています。
健康寿命と性行為の関係性
寿命が延びると共に、健康な状態で過ごせる期間、つまり「健康寿命」も長くなりました。
これは性生活にも影響し、健康を維持することで、性行為を楽しむ期間も長くなったのです。
つまり、体と心の健康が、より重要な要素になっています。
60代が性行為を最高にするための技術
60代だからこそできる最高の性行為・セックスがあります。
若い人に負けない、いいえ、それ以上のセックステクニックを紹介します。
60代が若者に負けないセックステクニック
スローセックス
射精や絶頂を目的とした男性本位のセックスに対し、ゆっくり時間をかけ、男女が互いをいたわりながら肌を重ねる時間を楽しむ性行為です。
肉体的にイクことにこだわる男性と違い、女性は精神的な満足感をセックスに求めます。
女性にとって、若い男性のガムシャラなセックスよりも満足度が高いのがスローセックスです。
ポリネシアンセックス
これは、スローセックスの中でも最高峰と言って良いでしょう。
その理由は、男性の射精による短時間のオーガズムが、ポリネシアンセックスでは長時間持続するからです。
以下はWikipediaの解説です。
ポリネシアンセックス
- 性行為は5日に1回程度とし、残りの4日は性器を刺激しない愛撫だけに留めて気分を高める。
- 前戯に最低1時間かけ、また陰茎を膣への挿入後 30分はピストン運動を行わず、抱擁や愛撫に留める。（ただし、男性に勃起力が無くなりそうなとき、女性に性感が無くなるときは動きが必要）
- 個人差があるが、オーガズムの快感の波が次々と押し寄せてくるのが続くという。
- オーガズム後も、性器を結合させたまま抱き合う。
- セックス前に食事を多くは摂らない。
- ゆっくり行為に集中できる日の午前中がよい。
- 固定電話機の受話器を外す、携帯電話機の電源を切るなど、行為に集中できる環境を作る。
- 最適体位は、互いの骨盤をつけるものとなる。
- 女が仰向けになり、男は右をベッドにつけ、半身を起こす。
- 男の左脚を女の両脚の間に挟み、女の右足は男の腰の左に乗せて、互いの脚を絡ませる。
聞くだけでもすごい官能的なセックスだと想像できます。
挿入以外のセックス
60代でしっかり勃起する人もまだまだいますが、これは勃起してもしなくてもできるセックスです。
- 服を着たまま抱き合う
- 服を脱いで抱き合う
- キスに時間をかける
- 愛撫をする
- 性器を押し付け合う
- 横になりゴロゴロと抱き合う
といった挿入をしないコミュニケーションです。
射精がなくともセックスと言えます。
性行為は才能で決まる？
性行為は、「才能」という概念では説明ができません。
セックスの上手さや満足度は、生まれ持った才能よりも、
- コミュニケーション能力
- 相手への理解と配慮
- 性に関する知識や経験
これらが大きく影響します。
そのため、性行為は、技術や知識だけでなく、相手との深いつながりや信頼関係を重視しましょう。
身体能力が衰えたら頭を使おう
60代になると、体力の衰えはあって当然です。
そこを補うにはやはり頭を使わなければなりません。
若い時は体力任せで、頭を使わずにセックスをしてきたかもしれませんが、体力がなくなり、そこで初めて知恵が働くようになります。
「発明はすべて、苦しまぎれの知恵だ。アイデアは、苦しんでいる人のみに与えられている特典である。」
と本田技研工業の創業者「本田宗一郎」が言っています。
60代だからこそできることが必ずあります。
これこそ60代の大きなアドバンテージです。
60代は「オナニーで自分磨き」からスタート
医師の富永喜代さんは
「EDは動脈硬化の初期症状ともいわれる。性器の劣化を防ぐためにも、私は60代以降の患者さんに『週4回のオナニー』を勧めている」
と言っています。
そして
- 男性は前立腺がんになるリスクが低減する
- 女性は膣の乾燥の改善に繋がる
という研究結果もあります。
オナニーは、健康面でのメリットはもちろん精神的なメリットもあります。
男性も女性も大事な部分を擦って磨くことで、中高年がエンジョイできるセックスライフにつながります。
60代が性行為で注意するポイント
60代の方が性行為に関わる際の注意点と対策を説明します。
60代：性行為の注意点と対策
ポイントは以下の５つです。
- 健康状態の確認
- 性感染症（STD）のリスク
- 性機能の変化
- 薬の影響
- 心理的な要因
それぞれの注意点と対策を説明していきます。
1. 健康状態の確認
注意点:
年齢とともに、心臓病や高血圧などの健康問題が生じやすくなります。
これらは性行為の際に負担がかかることがあります。
対策:
定期的に医師の診察を受け、健康状態をチェックしてください。
必要であれば、医師のアドバイスに従い、活動レベルを調整しましょう。
2. 性感染症（STD）のリスク
注意点:
年齢に関わらず、性感染症にかかるリスクは存在します。
もちろん60代でも注意が必要です。
対策:
パートナーとの信頼関係を大切にし、性行為の際には適切な保護具（コンドームなど）を使用しましょう。
3. 性機能の変化
注意点:
年齢と共に、性欲の減少や性的機能の変化が生じることがあります。
対策:
性機能に関する変化は自然なことです。
無理をせず、パートナーとのコミュニケーションを大切にし、お互いを理解し合うことが大切です。
4. 薬の影響
注意点:
一部の薬は性欲に影響を及ぼすことがあります。
対策:
処方された薬がセックスに影響を与えていると感じたら、医師に相談しましょう。
調整可能な場合があります。
5. 心理的な要因
注意点:
ストレスはなど、心理的な要因もセックスに影響を及ぼすことがあります。
対策:
家族や友人との良好な関係を維持し、趣味や社会活動に参加することで、ポジティブな精神状態を保つことが大切です。
60代でも、セックスは楽しい人生の一部です。
健康をチェックし、パートナーとしっかりコミュニケーションをとりましょう。
体の変化を受け入れ、相手を大切にすることが、お互いの関係を良くします。
安心して、楽しく過ごせることが60代の素敵なセックスライフです。
60代でも性欲は維持できる！その対策とは
60代で性欲を維持するための対策は、
- 健康的なライフスタイルの維持
- 心理的な側面への配慮
など、多岐にわたります。
以下に、具体的な対策をいくつか紹介します。
健康的な食生活
バランスの良い食事は、全体的な健康状態を良くし、性欲の維持にも良い影響を与えます。
血流を改善する食品（ナッツ類など）を取り入れましょう。
定期的な運動
適度な運動は、血流を促進し、ストレスを減少させることで性欲を向上させることができます。
- ウォーキング
- ジョギング
- 水泳
など、楽しみながらできる運動を見つけましょう。
十分な睡眠
良い睡眠は、ホルモンバランスを整え、日中の活力を保つために重要です。
性欲にも直接関係しています。
ストレス管理
ストレスは性欲を減少させる主な要因の一つです。
- 瞑想
- 深呼吸
- ヨガ
などを通じ、ストレスを減らせる状態を作りましょう。
パートナーとのコミュニケーション
性的な関心や欲求についてオープンに話し合うことは、関係を良好にし、性欲を刺激することができます。
健康診断
加齢に伴うホルモンの変化は性欲に影響を与えることがあります。
医師と相談し、必要に応じて治療を検討しましょう。
趣味や興味を持つ
新しい趣味や興味を持つことは、精神的な満足感を高め、それが性欲に良い影響を与えることがあります。
パートナーと張り合ってはダメ
同年代、もしくは年下と性行為をする場合は、無理をしてはいけません。
人それぞれのパフォーマンスは違うものです。
ウサインボルトと同じ年齢でも、9秒５で走る人もいれば、20秒以上かかる人もいます。
その人なりの良さを発揮すれば良いので、決して張り合わないようにしましょう。
誰にでも良い部分が必ずあります。
現時点で可能な行動に集中「大丈夫！」
性欲が下がってきていると感じているとしたら、気のせいだと自分に言い聞かせてください。
「性欲が無くなってきた」
と思うと、体もその状態になろうとします。
ですので、
「大丈夫です。」
あなたの性欲はまだしっかり残っていますし、これからもっと増え続けるかもしれません。
まず自分がそう思い続けることが大事です。
今が大事
セックスで性欲を維持するためには、今に集中することが大切です。
「この前、勃たなかった・・」
という発想は、マイナスにしかなりません。
その時はその時で、今は違います。
この考え方は精神力、メンタルに依存します。
ですから、これを実践できるようになるために必要な対策は「マインドフルネス」です。
大雑把にいうと、「瞑想」です。
ぜひ、普段の生活に「瞑想」を取り入れてメンタルを鍛えましょう。
必ず性欲が維持できるようになります。
60代：更年期障害がもたらす性行為に対する女性と男性の変化
更年期は男性も女性も体と心にさまざまな変化をもたらします。
これらの変化は性行為に影響を及ぼすことがあります。
ここから、更年期障害が性行為に与える影響について、女性と男性の観点から具体的に説明します。
60代女性の場合
膣の乾燥と薄くなる膣壁：
更年期によるエストロゲン（女性ホルモン）の減少は、膣の乾燥や膣壁が薄くなる状態を引き起こし、性交時の不快感や痛みを感じやすくなります。
性欲の減少：
ホルモンの変化は性欲の減少につながります。
体の変化や、自分のイメージの変化が、自信の喪失や性に対する関心の減少を引き起こすこともあります。
気分の変動：
更年期障害に伴う気分の波や不安、抑うつなども性行為への意欲に影響します。
60代男性の場合
男性の更年期は「男性更年期障害」と呼ばれ、テストステロンの減少が主な原因です。
勃起の問題：
テストステロンの減少は勃起の質に影響を与え、勃起しにくくなったり、勃起を維持するのが難しくなったりすることがあります。
性欲の減少：
男性ホルモンの減少は性欲の減退にもつながります。
自信の喪失や身体的な変化による自己イメージの問題も性欲に影響を与えることがあります。
情緒の変化：
- 不安
- 抑うつ
- イライラ
などの情緒的な変化も男性更年期障害の特徴で、これらは性行為への意欲を低下させる可能性があります。
この後は対処法です。
対処法
医師との相談：
更年期に伴う症状がセックスに大きな影響を与える場合は、ホルモン補充療法やその他の治療について医師と相談することが重要です。
潤滑剤の使用：
膣の乾燥に悩む女性は、潤滑剤を使用することで性交時の不快感を軽減できます。
コミュニケーション：
パートナーとのオープンなコミュニケーションは、理解を深め、お互いがしたいセックスに対応するために非常に重要です。
ライフスタイルの改善：
- 健康的な食事
- 定期的な運動
- ストレス管理
これらは、更年期障害の症状を軽減し、セックスライフの質を向上させることに役立ちます。
60代の性欲は更年期によって減少するのか？
60代の性欲は更年期の影響を受けることがありますが、これは自然なことです。
この時期は新たな親密さや絆を深める大きなチャンスとも言えます。
- 健康的な生活習慣
- オープンなコミュニケーション
- お互いの理解を深める
これらのことで、更年期を乗り越え、性生活をより豊かなものにすることができます。
変化を受け入れ、新しい楽しみ方を見つけることで、60代でも充実したセックスライフを楽しむことができます。
性機能障害が起こると性行為に影響が出る
性機能障害は、更年期による自然な変化です。
しかし、これはセックスへの新たなチャレンジをする機会になります。
- オープンなコミュニケーション
- 潤滑剤の使用
- ライフスタイルの改善
などの対策をすることで、お互いの関係をさらに深めることができます。
性機能障害を経ることで、パートナーとの絆を深め、セックスの新しい楽しみ方を発見しましょう。
閉経関連尿路生殖器症候群（GSM）
閉経関連尿路生殖器症候群（GSM）は、女性が年齢を重ねると体に起こる変化の一つです。
閉経（生理が止まること）の後、女性の体は少なくなったホルモンの影響で、おしっこをするときの道や性行為に関わる部分が乾燥したり、ちょっと不快に感じたりすることがあります。
これは自然な変化で、特別なケアや治療でずっと楽になります。
たとえば、乾燥を和らげるクリームを使ったり、健康的な生活を心がけたりすることで、このような症状を改善できます。
性的関心興奮障害（HSDD）
性的関心興奮障害（HSDD）は、性に対する興味や欲求がいつもより低い状態を指します。
つまり、普段から性的なことに興味を持ったり、その気になったりするのが難しいということです。
60代の方でも、体の変化やストレスなどさまざまな理由でこのような状態になることがあります。
でも、心配する必要はありません。
医師と相談することで改善されることが多いです。
大切なのは、自分の体の変化に注意を払い、必要ならば医師に相談することです。
しつこく言いますが、更年期におけるこれらの変化は自然なものです。
適切な対応とサポートによって、満足のいくセックスを続けることが可能です。
受け入れるところは受け入れ、できることをやってセックスライフを楽しみましょう。
セックスに対する充実感が高いのが60代
60代でセックスの充実感が高い理由は、人生経験が豊富で、自分やパートナーのことを深く理解しているからです。
60歳を過ぎると、身体的な見た目よりも
- 心のつながり
- 相手を思いやる気持ち
このことを大切にするようになります。
また、子育てなどの責任が減り、二人の時間をゆっくり楽しめるようになります。
そのためセックスを楽しめる機会が増えます。
そうした心のゆとりや相手への理解が深まることで、セックスに対する満足度や充実感が高まるのです。
参考書籍の紹介 その１
「女医が導く 60歳からのセックス」：富永喜代
画像転用：Amazon
参考にさせていただいたユーチューブでもお馴染みの富永喜代先生の書籍です。
常に前向きな発信、表現をしていて非常に励みになります。
Amazonレビュー
お医者さんが書いているので難しい言葉が多いのかなと思っていたけど、読みやすかった。
上手に薬やサプリに頼ったりグッズを使うことも積極的に書かれていて、悪あがきみたいな必死さや生々しさよりあくまでも前向きにお互いを理解しながらパートナーと楽しく生きるための知恵や工夫が盛り込まれていて、年を取るのも悪くないなと思えた。
参考書籍の紹介 その２
人生最高のセックスは60歳からやってくる ちつのトリセツ恋愛実践編：原田純
画像転用：Amazon
中高年のセックスについて、原田純さんと富永喜代先生の影響力はものすごく大きいと言えます。
原田純さんもユーチューブや出版業界で活躍していて、60代のセックスのことなら「この人」という代名詞になりそうな方です。
Amazonレビュー
学者や医者などの専門家が書くものと違って、一人の女性の視点から、どうやったらパートナーと幸せなセックスができるのかを真剣に考え実践していく内容は、読者の現実や心情とすごくリンクする。
この手の相談は、親しい友人同士でもなかなかできないけど、著者が持っていた疑問の多くに共感できたので、きっと世の中の人もみな同じようなことで悩み、相談したいと思っているに違いない。
夫婦で一緒に読んだら、この本をきっかけに、お互いにセックスの時にどう感じているか、どうしたいと思っているのか、もっと正直にいろいろ話せるのではないかと思った。
まとめ：60代が性行為の注意点と楽しみ方を知ることで人生が豊かになる
ここまで60代のセックスについて解説してきました。
60代でもキチンと情報を得て、相手のことを知り、そして目一杯セックス・性行為を楽しむことで、まだまだ幸せを感じることができます。
人生は100年時代になりました。
60歳を過ぎてもセックスでも何でも、どんどんチャレンジしていきましょう。
60代で性行為をするパートナーがいない場合
現在、セックスをするパートナーを探している場合
未婚、独身、バツありの方でも高齢化が進む日本だからこそ、まだまだチャンスがあります。
- 結婚相談所
- 婚活パーティー
- 恋活
- マッチングアプリ
などは60代でも出会いは見つかります。
ここでも諦めずにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
そして、既婚者（実は既婚も未婚もOK）の場合は
- 出会い系サイト
で恋人探しをすることも検討してみてはいかがでしょうか。
- 既にいるパートナーがいたとしても、許してもらえる環境がある。
- パートナーと一緒に3人以上で楽しみたい。
などという場合は出会い系サイトは最適です。
興味がある方はこちらが参考になります。
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60代でセックスがしたい人におすすめの出会い系サイト3選
60代でもセックスがしたい！新たなパートナーのおすすめの出会い方も教えて。 という悩みを解決します。 目次 60代・熟年でもセックスしたい人とは？女医：富永喜代先生の見解60代でセックスしたい人・した ...
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