という悩みを解決します。
還暦の独身者が重視する「1人の気楽さ」の危険性
60代の半数が
「老後は1人で過ごしたい」
と言います。
その理由として
- 気楽
- 自由
があげられます。
そして、老後のパートナーを探すために恋活や婚活をしたいと思っている人は11.2%に過ぎません。
人それぞれですから、本来は全く問題ありませんが、これには大きな危険が潜んでいます。
まずは、アンケートの考察から
「老後の生活」に関するアンケート調査
婚活支援サービス「株式会社パートナーエージェント」の調査結果を参考に20代と60代の老後について考えてみます。
参考:PR TIMES 婚活支援サービス「株式会社パートナーエージェント」
20代と60代の結婚観の違い
結婚したい人の割合
20代 | 62.0% |
60代 | 19.0% |
結婚したい理由トップ
20代 | 信頼できるパートナーがほしい(61.9%) |
60代 | 信頼できるパートナーがほしい(64.1%) |
1人の気楽さを重視する割合
20代 | 51.5% |
60代 | 65.6% |
1人で老後を過ごしたい割合
20代 | 数値なし |
60代 | 49.3% |
恋活・婚活をしたいと思う割合
20代 | 数値なし |
60代 | 11.2% |
数字、その他の結果からの考察
結婚願望 |
20代は62.0%が結婚したいと思っているのに対し、60代は19.0%のみが結婚願望を持っています。 |
結婚したい理由 |
両年代で最も多い理由は「安心・信頼できるパートナーが欲しいから」ですが、20代の次の理由は「人生をより充実させたいから」、60代では「1人では寂しいから」です。 |
1人の生活 |
60代の独身者は、20代よりも「1人の気楽さ」を重視する傾向があり(65.6%対51.5%)、60代の62.4%が1人暮らしをしています。 |
老後の生活 |
60代の半数が老後は「1人で過ごしたい」と答えており、その理由として「気楽」「自由」が挙げられています。しかし、老後のパートナーを探すために恋活や婚活をしたいと思っている人は11.2%に過ぎません。 |
この調査から、60代の独身者は
- 人とのつながりよりも「1人の気楽さ」
を重視し、
- 老後も1人で過ごすことに対して比較的ポジティブなイメージを持っている
と言うことが分かります。
また、20代と60代で結婚に対する価値観や老後の生活のイメージに大きな違いがあることがわかります。
還暦の独身者に危険性が?
還暦で独身の方の中では、気楽に生活ができていることに満足をしているかもしれません。
しかし、想像以上に既婚者との違いがわかるデータが発表されています。
それが、既婚者と独身者の平均寿命の違いです。
- 独身貴族
と言われ、良い意味でも悪い意味でも使われてきましたが、独身貴族は既婚者と比べ、平均寿命が短い事実が発覚しました。
それでは、どれぐらいの差があるのか、次の章でお伝えしていきます。
還暦独身と既婚者の平均寿命比較
ここでは、
- 独身者
- 既婚者
この両者の平均寿命の情報についてお話しします。
2020年の国勢調査によると、
男性の生涯未婚率は28.25%
女性の生涯未婚率は17.25%
となっています。
そして平均寿命が
平均寿命
男性は81.05歳
女性は87.09歳
です。
そして、未婚の平均寿命は
未婚の平均寿命
男性は67.2歳
女性は81.6歳
になり、既婚者と比較した場合に大きく下回ります。
特に男性については言い方を変えると
「67歳まで未婚男性の半数が生きられない」
と言えます。
未婚男性の平均寿命が短い理由には、
- 不健康な生活習慣
- 精神的ストレス
- 社会的サポートの不足
など他にも様々なことが挙げられます。
これらが心身の健康に悪影響を及ぼし、未婚男性が既婚者に比べて短命になる一因と考えられます。
パートナーがいることで14年も長生きができるデータがあります。
特に、長生きをしたい独身男性は、一刻も早くパートナーを見つけましょう。
60代・還暦独身者におすすめの出会いの場
未婚の男性が長生きをしたい場合、結婚によって変化が起きそうなイメージが湧きました。
しかし、事実60代が積極的に結婚をしたいと思う人は1割強です。
諦めているのか、もしくは、これまでの人生の大半が独身だったために慣れてしまったのか、約9割の独身男性は結婚に前向きではありません。
それでも、1割の男性は出会いを信じるべきです。
そして、それ以外の9割の中の人でも、結婚という儀式、婚姻という事実を抜きにして、パートナーを持とうと思うことは素晴らしいことです。
結婚せずとも、パートナーとの時間を作りたい人のためにおすすめの出会いの場を紹介します。
- 趣味が同じ人達のグループに入る
- ボランティア活動に参加
- 英会話など学習系スクールに入る
- 旅行などの体験イベントに入る
このようなアクションを起こすことで、パートナーとの出会いに発展するかもしれません。
1. 趣味が同じ人達のグループに入る
同じ趣味を持つ人々と繋がるために地元のシニアサークルやオンラインコミュニティに参加しましょう。
最近はオンラインのシニアサークルが盛り上がってきています。
「シニアサークル」で検索してみてください。
2. ボランティア活動に参加
地域社会でのボランティア活動を通じて、異なる背景を持つ人々と出会い、新たな関係を築きます。
3. 英会話など学習系スクールに入る
新しいスキルや知識を学びながら、同じ目標を持つ人々と出会いの機会を得ます。
特に英会話は、今後インバウンド需要が増え、生活の中でかなり役に立つスキルになりえます。
4. 旅行などの体験イベントに入る
シニア向けの旅行グループに参加して、共通の興味を持つ人々と出会い、関係を深めます。
別の記事の中で趣味や出会いについて書いています。参考にどうぞ。
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60代・還暦独身者が利用したい人気マッチングサイト
結婚・入籍をしたいという形式も重視している方はマッチングアプリを利用しましょう。
真剣な交際を望む60代の利用者も増えています。
- ゼクシィ縁結び
- youbride(ユーブライド)
- marrish(マリッシュ)
- Omiai
- ブライダルネット
など、本気度が高く結婚に適しているアプリです。
料金は高めですが、若い人たちが利用するアプリと違い、本気のパートナー探しにはピッタリです。
ちなみに結婚相談所もパートナー探しにはもってこいです。
ただ、マッチングアプリより本気度が高いため、初期費用から高めの料金設定になっています。
ですから、まずはマッチングアプリの方が始めやすいでしょう。
60代・還暦の独身者初めての出会い系サイト
結婚という形式にこだわらない方には出会い系サイトが最適です。
既婚者の利用 | |
マッチングアプリ | NG |
出会い系サイト | OK |
が基本的な違いです。
(※全てではありません)
- 今後も独身生活を楽しみたい
- 結婚はしたくない
- 形式に縛られたくない
- 出会えるなら何でも良い
- 出会うことだけにお金を使いたくない
という遊び感覚で出会いたい人には「出会い系サイト」をおすすめします。
インターネットでの出会いにおいて、安く最も手軽なため、初心者向きです。
おすすめ出会い系サイト
1. 華の会メール
特徴
- 30歳以上しか利用できない
- 半数以上の利用者が50歳以上
- 60歳以上が約1/4
- 同年代のマッチング率が高い
- 料金は出会い系サイトの中では高め
2. PCMAX
特徴
- 出会い系サイトといえばPCMAXという知名度の高さ
- 宣伝が上手く女性に好印象
- 50代までは比較的利用者多数
- 男女共にセックス目的が多い
- 料金は出会い系サイトでは普通
2. ハッピーメール
特徴
- 出会い系サイト最多登録者数
- 利用者が多く、選びやすい
- 20代、30代の利用者が多く中高年は少なめ
- 料金は出会い系サイトの中ではリーズナブル
- 遊び
- 飲み友
- メル友
などの軽い交際からスタートできる良さが出会い系サイトにはあります。
ただし、多くが大人の関係を目的にしていますから、婚活には向いていません、
少しでも結婚したい気持ちがある場合は、マッチングアプリからお試しください。
60代・還暦独身者はどの方法を選ぶ?
そんな場合は、次の選び方で判断してください。
還暦でも出来れば結婚をしたい
60代の独身男性であれば約1割の方です。
- 結婚相談所
- マッチングアプリ
- 出会い系サイト
この順番が良いでしょう。
結婚までの時間を最短にし、念願の婚姻という形が手に入ります。
金銭的な出費は、最低でも数十万になりますが、これまで使ってこなかったことを考えれば高くありません。
今までの気楽な生活は継続できませんが、新しい喜びが待っています。
- 社会的な立場
- 税制でのメリット
などがあり、寿命が延びる可能性を最も秘めているのがこの順番です。
還暦独身なりの自由を残した出会いが良い
60代・還暦独身者のほとんどの人に当てはまります。
- 出会い系サイト
- マッチングアプリ
- 結婚相談所
この順番がおすすめです。
今でも男性の
- 4人に1人
または
- 3人に1人
が生涯独身者です。
例えば、左利きは全体の約1割ですから、少数派と言っても納得しますが、全体の3割の独身男性は、もう少数派ではありません。
今後はもっと増えるでしょう。
- お金をかけない
- 時間をかけない
- 束縛されない
このメリットがあり、その上パートナーもできる出会い系サイトは60代・還暦の独身男性のほとんどに最適な出会いの手段です。
パートナーが見つかり、パートナーと多くの時間を共にできることで楽しい時間が増えますし、寿命にも好影響がありそうです。
多くの還暦の独身男性にとって、最も長生きする近道かもしれません。
-
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還暦独身者のメリット・デメリット
還暦で独身のメリットとデメリットを以下にまとめます。
還暦で独身のメリット
1. 自由度が高い
- 自分の時間や資源を自由に管理し、自分の好きなように生活できます。
2. 個人の趣味や興味を追求
- 自分の関心事に没頭し、新しい趣味やスキルを学ぶ時間が豊富にあります。
3. 社交活動の拡大
- 新しい人々と出会い、異なるコミュニティに参加する機会が増えます。
4. ストレスの軽減
- 家族やパートナーとの関係に伴うストレスや責任から解放されます。
還暦で独身のデメリット
1. 社会的孤立のリスク
- 家族や密接なパートナーがいないため、孤独を感じやすくなります。
2. 経済的な不安
- 独りで生活費や将来の貯蓄を管理する必要があり、経済的な不安が増える可能性があります。
3. 健康管理の問題
- 独身では、病気や怪我の際にサポートが少なく、健康管理が難しくなることがあります。
4. 社会的な偏見
- 一部の社会では、還暦を過ぎた独身者に対して否定的な見方をすることがあります。
全てに当てはまりますが、メリットがあれば必ずデメリットがあります。
両方と上手に向き合うことだけが解決策です。
受け入られることを受け入れ、できることをやっていくことでより良い生活になります。
パートナーを作ることだけが幸せになれることではありません。
自分に合った生活をして楽しい時間にしましょう。
まとめ:還暦で独身でも安心!パートナー探しは以外に簡単
ここまで、
- 特に未婚男性は寿命が短くなる
- パートナーとの出会いが寿命を延ばす
- 還暦独身者向けの出会い方
- 還暦独身者のネットでの出会い
などを、60歳以上の還暦独身者に向けて情報をお伝えしてきました。
人間は根本的に社会性、人との繋がりが必要な生き物です。
パートナーとの出会いは新たな楽しい世界かもしれません。
長生きのためにもパートナー探しをしてみませんか?